Razer Hydraレビュー
Razer HydraはRazerがFPSで遊ぶことも想定して作られたPCゲーム用のモーションコントローラーです。
現在Steamの100以上のタイトルで使用できます。
MSY Gamesさんの提供により、Hydraに触れることができたのでそれのその感触をまとめてみます。
使用について
ベースステーションはコントローラーから遠ざけてはいけないません。
結構近づけていないと認識できないようです。感覚としてキーボードのすぐ近くくらいに置くと良いです。
FPS向けということだけあってこのコントローラーでも遊ぶことにはすぐに慣れました。
FPSをコントローラーで遊んだときに感じるようなやりにくさはないですね。
このモーションコントローラーで遊ぶ感覚はとても新鮮で、発売した時に対応タイトルが多いのも遊ぶ幅が増えるのでとても良いです。
Portal 2をHydraで遊ぶためには
Portal 2には唯一Hydra用に作られたコンテンツ、Sixense Motion Pack DLCがある。
このDLCは、日本で発売されるHydra Portal 2 Bundleに含まれています。注意点はこのDLCがないと、Portal2でHydraが動かないという点。つまり、Portal2を持っている人にHydraを貸しても、その人はPortal2で遊ぶことができないのです。(デバイスを借りている僕のように)。買った人には全く関係のない話ですが。上記のようなHydra独特のプレイ感覚を味わいたかった。
海外のSteamでは単体でDLCが販売しているようですが、日本からは利用できません。
短所
PCゲーミングデバイスとしては非常に残念だが、ソフトウェア部分が貧弱なのが気になった。
例えばRazerのユーティリティでは操作の確認はできるが、変更は一切できない。
移動の左スティックはWASDの8方向の入力に置き換えられる。
これではせっかくのアナログスティックが勿体無い。
ゲーム中にチャットをタイプする事もゲームによってはあるだろうが、
発言中にスティックを倒すと「wwwwwssっさああああ」といった事になるわけだ。
もちろん移動だけでなく、Useキーやアイテム関連のボタン等全てデフォルトのボタンが割り当てられる。
よってHydra対応タイトルで遊ぶためには、遊ぶゲームの操作設定を全てデフォルトに戻さなければならない。
あんまりだ。
初代Portalのコンフィグ画面。操作の確認ができるが、変更はできない。
この変な仕様のために引き起こされた問題もあった。
初代のポータルでは左のスティックを下に向けると 屈みキーのLeft Ctrlがトグル(切り替え式)で押しっぱなしになる。
もう一度下に向けるとCtrlボタンがリリースされる。屈んでいる状態に気づかずに、ゲームメニューを出そうとEscキーを押すと、Ctrl + Escが押されたことになり、スタートメニューが出てきてゲームは最小化されてしまうのだ。
(Ctrl + EscはWindowsスタートメニューのショートカット)
トグル式の動作も含めて、ジェスチャーの割り当てを変更できれば問題は起きないのだが。
結論
エイミング自体は問題ない。FPSを想定して作っただけあって、
慣れればマウスと遜色ないレベルで遊べるようになれると思う。
しかし、モーションコントロール自体に操作が割り当てられていると、それが誤操作の引き金となる事も多い。
リロードのために少し手首を動かしたら屈んでしまった、等。
シングルプレイで遊んでいる分には良いが、マルチプレイをガチで遊ぼうと思った時、
ソフトウェア周りの幅の狭さが弊害となってしまうことが多そう。
この辺りはアップデートで対応できる事なので、Razerの早い対応が欲しい。
個人的にハードウェア的に残念な所は有線であるところ。Wiiリモコンも、PS Moveも無線なのに。
対応タイトルが多いのも魅力ではあるけども、専用タイトル、HydraならではといったタイトルがPortal 2のDLCのみというのも寂しい。今後専用の遊びがもっともっと増えていくかどうかがカギだと思う。

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